2017-03-09 第193回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
したがいまして、その当時と比較して現在の日本の国が海外で資金調達する場合にどういう金利が付くかということは分からないわけですが、海外の人自身がある程度日本の国債を今の状況でも取得しておられますので、恐らく、今、麻生大臣が説明されたようなポンド建ての四分利国債のような金利とは懸け離れて、非常に低い金利であるだろうと思います。
したがいまして、その当時と比較して現在の日本の国が海外で資金調達する場合にどういう金利が付くかということは分からないわけですが、海外の人自身がある程度日本の国債を今の状況でも取得しておられますので、恐らく、今、麻生大臣が説明されたようなポンド建ての四分利国債のような金利とは懸け離れて、非常に低い金利であるだろうと思います。
それからもう一つ言われましたように、昭和十一年に五分利国債を三・五%、三分半利国債に借りかえたということもございますが、当時は戦費調達といたしましてすべて日銀引き受けでいたしておるということでございまして、これまた、このようなことをいたしましても、現在のような大変広範な流通市場を通じて国債の保有者に損害を与えるというようなことがなかったのではないかと考えております。
○吉本政府委員 ただいま六分六厘でございますね、この国債の流通利回りを申し上げましたが、そのほか現在上場されている国債に八分利国債あるいは六・一%、六分一厘の国債がございます。この六分一厘の国債は、最近の相場で見ますと八十七円六十七銭ということでございまして、この流通利回りは八・四六%、したがいまして乖離幅は三角の一・一七%、こういうことに相なっております。
話によると、昭和四十二年の一月に日本銀行の政策委員会でつくられて、六分半利国債について発行後一年以上経過したものについて買いオペレーションができるということが内規で決められた、こういうことなんですが、その点の経過についてちょっとお伺いしたい。
○吉瀬政府委員 三分半利国債は戦前に発行したものでございまして、私の記憶に間違いなければ、昭和七年あたりから出しておりまして、その後借りかえとかそういうような条件変更とかいうようなことでまだ残っている国債でございます。 これにつきましては、私ども残高がいま六億ほどあると記憶しておりますが、これは五十年から五十四年までに償還期限が来ると思います。
現在、発行後一年たちましたいわゆる六分半利国債につきましては、現在一回債から六回債が適格になるわけでありますが、発行額が一兆五十億円でございます。これに対しまして日銀が買いオペをいたしました累計は六千二百九十三億円になっておりまして、その買いオペの率というのは六二・三%ということになっております。で、本年の四月までの各市中機関が引き受けました国債は、額面で一兆五千百五十億円でございます。
○柴谷要君 現在政府が建設国債と称して発行している六分半利国債は、発行して後一年を経過すると日銀のオペの対象になっているけれども、現在の日銀の買いオペによる六分半利国債の保有額と、一年経過後、つまり買いオペ適格国債の日銀保有割合と市中保有割合をひとつ教えていただきたい。